芙蓉電機 HOME > FPC/FFC接続治具 FDシリーズ |
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プローブ |
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スプリング圧が強く先端角度が鋭角なプローブを採用 長期間にわたり良好な接触を維持します。(右画像はBタイプ)
先端形状が3タイプ選択可能です。下記表を参考に選択してください。 |
機構 |
本製品は閉じた状態をロックする為、プローブはFPC/FFCに対して常に適切なストロークで接触させます。
(ロックレバー解除時は約2mmほど上蓋部が上がります。) |
プローブの種類 |
プローブ痕 |
特長 |
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FPC/FFCやプローブに、ごみや塵やグリスやフラックスなどの付着が考えられる条件での使用に最適ですが、同じFPC/FFCに何度も使用すると最終的に端子部を貫いてしまします。
現在他社のプローブタイプを使用していて、接触不良に お悩みのお客様や、現場でのメンテナンスを少なくしたいお客様にお勧めです。 |
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Bタイプと比べるとプローブ痕は少ないですが、異物を貫く能力が低いので、使用環境によって定期的な洗浄等が必要となります。
最近はこのタイプが主流となっております。
※他社製品から当社FDシリーズに乗り換えられたお客様には
十分の接触が取れていると好評を得ております。
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プローブ痕はほとんどありませんが、FPC/FFCの間に異物が入ってしまうと、接触不良になりやすいので、マメな洗浄等が必要となります。
プローブ痕がNGで、現場にごみや塵が無いような環境でのご使用のお客様にお勧めです。 |
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全タイプ金メッキ指定可能です。
※実際のプローブ痕を御覧になりたい場合は、資料請求のご意見、ご質問欄に"プローブ痕サンプル請求"とご記入下さい。
プローブ痕のサンプルを同封致します。
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プローブ |
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当社採用のプローブは折れても、スリーブより頭が1mm出る仕様になっている為、折れてしまったプローブでも簡単にピンセットで引き抜くことが出来ます。
※普通に使用していればプローブは折れることはありませんが、落としたりFPC/FFCをロックした状態で、無理にFPC/FFCを引き抜くとプローブが折れる事があります。 |
機構 |
レバーを2つ解除するだけで本体が120度程開くので、プローブ交換等のメンテナンスが現場で容易に行えます。 |
2つのレバーを解除
左がロックレバー、 右がメンテナンスレバー |
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CとDが内部で導通している為、閉じるとAとBが同電位になります。 |
主な使用方法 |
1.AUTO START 機能として・・・クランプ後START等のスイッチを押さずに検査を開始
(AUTO STARTの部分の検査ソフトは、クランプ後直ちに検査を開始せずに、
何回か通電検査し、確実なクランプ状態であることを確認した後に検査を開始するなどの処理が必要です。
)
2.被検査品の保護として・・・このような治具はクランプしたまま、作業者が被検査品を引っ張ってしまうことがあるので、検査ソフトの最後にクランプ解除指示をして確実にクランプ解除をしているかソフト上で確認する等。
3.クランプ確認・・・被検査品のFPC/FFCが何本か有りその全てを作業者がクランプしていることをソフト上で確認する等。
※上記はあくまで開閉を検知するものです。FPC/FFCの作業者による挿入不全、又は空クランプをソフトで確認する場合は、こちらの例をご参考下さい。 |
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@プローブの接点 |
U=上接点 |
※1 |
Aレバーの位置 |
R=右,L=左 |
※2 |
Bピッチ |
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Cピン数 |
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D配線側処理 |
R=配線,C=FPC/FFCコネクタ |
※3 |
Eプローブ形状 |
B=一点ピン,F=4つ割りピン,A=球タイプ |
※4 |
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※1 下接点はありません。
※2 プローブ側を上として。 (上の画像は"R"です)
※3 製品上部のアルミカバーの形状が違います。
※4 1点ピンは長期にわたり接触が良好でごみやフラックスにも強いですが、何度も同じFPC/FFCに
使用するとFPC/FFC接触部分に穴が開いてしまいます。
4つ割りピンはフラックス等の汚れが溜まりやすいので、使用環境によっては
定期的にクリーニング等 (エアブロー等)のメンテナンスが必要になる可能性があります。
プローブ痕は多少付きますが、何度同じFPC/FFCに使用しても穴が開くことは無いようです。
球タイプは間にごみ等が挟まると接触不良の原因になりますので、どうしても針痕がNGの場合で
ごみ等が付着しない環境で
お使い下さい。
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スタンダード |
FPC/FFC形状がFPC/FFC先端より10mm以上ストレートなもの |
カスタム |
FPC/FFC形状がFPC/FFC先端より10mm未満で曲っているもの等
他特殊な要望があるもの
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カスタムの例としては、以下のようなものがあります。 |
- プローブ付近で半田付け作業があるのでアクリル部が熔けないように、
前面に保護カバー追加
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配線又はFPC/FFCコネクタを当社で取りつけて納品
(コネクタ等少数で入手困難な部品は支給して頂きます。)
- 専用取り付けステー追加
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カスタムの内容はお気軽にご相談ください。 |
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1〜 |
納期 |
初回 |
税込 35,000(1台) |
2週間〜 |
スタンダード |
税込 60,000〜 |
2週間〜 |
カスタム |
税込 60,000〜 |
3週間〜 |
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初回に限り\35,000(※1)で設計・製作致します。
他社製品とぜひ比較・検討して下さい。
価格,納期は数量・仕様によって変わります。
お気軽にご相談下さい。
※1 0.5mmピッチ(チドリ)50Pin以内で弊社指定の触針に限ります。
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本品は耐久性に優れていますが、劣化及び消耗等が考えられます。
各種交換部品を用意しておりますのでご用命ください。 |
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材料 |
パーツ |
静電アクリル |
FPC/FFC突き当て部、FPC/FFC押さえ部 |
SUS304(ステンレス) |
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静電ポリカーボネート |
針山部(スリーブ圧入部分)、上板 |
ポリアセタール |
レバーのつまみ |
アルミ |
ベース板、最上部のカバー |
真鍮 |
レバー軸 |
テフロン |
カバースペーサー |
その他 |
各種ネジ(鉄、ニッケルメッキ)、センターシャフト(焼き入れ)、
基板2種(FR-4 ガラエポ)
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- FPC/FFCガイドのビスを少し緩め、FPC/FFCガイドを左右に振れるようにする。
- FPC/FFCガイドに対象となるFPC/FFCを最後まで挿入する。
- 上板をFPC/FFCにプローブが接触しない所まで閉じる。
- 手前両端のプローブとFPC/FFCを見ながらガイドとFPC/FFCを
左右に振り位置を合わせる。
- 上板をロックするまで閉じ、1で緩めたビスを閉める。
- ロックを解除しFPC/FFCを入れなおした後再びプローブ位置を確認する。
- 終了
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- プローブロックレバーとメンテナンスレバーを解除し開く。
- 対象となるプローブをピンセット等で取り外す。
- 新品の針を取り外した部分に挿入する。
- 軽く閉じながらバネをベース板の穴に誘い込む。
- プローブロックレバーを解除した状態で完全に閉じる。
- 終了
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針圧
(2mmに対して2/3) |
40g |
定格電力 |
30W |
最大定格電流 |
2A |
最大定格電圧 |
50V(AC/DC) |
耐電圧 |
AC500V/1min |
絶縁抵抗 |
MIN.100MΩ |
接触抵抗
(プローブ部[2mmに対して2/3]) |
MIN.58mΩ(初期値) MAX.74mΩ(30万回) |
荷重
(プローブ部[2mmに対して2/3]) |
MAX.50g(初期値) MIN.37g(30万回) |
使用温度範囲 |
0〜85℃ |
サイズ |
高さ=25mm 長さ=51mm
幅(ロック金具含む)=31mm(26P以下)
取り付け穴ピッチ=14mm(26P以下)M3用 |
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○本品は耐久性に優れていますが、劣化及び消耗等が考えられます。
各種交換部品を用意しておりますのでご用命下さい
○本品の各ロック部にグリス(当社ではモリブデンを使用)を定期的に補充して頂くと、
各ロック部の消耗を抑えることが出来ます。
○過電流時は基板のパターンが燃える恐れがあります。(製品仕様参照)
○FPC/FFCをロックした状態で無理に引き抜くとプローブが折れる恐れがあります。
○アクリル部にエタノール等の揮発性の高い薬品をかけると割れる恐れがあります。
洗浄等で
エタノール等を使用する場合は、静電ポリカーボを指定してください。
○本品は上接点専用です。 |
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